いぶきカイロプラクティックで、腰痛治療を受けた方の症例集です。
どんな施術を行い、どのような経緯で改善しているのかご覧ください。
同じような症状でお困りのあなたへ、参考になれば幸いです。
腰痛の症例1
患者
50代 男性 埼玉県/ふじみ野市 会社員
初回来院
2015年9月
症状
朝起きると昨日の腰痛が酷く、ももを上げてズボンが履けない、まともに歩けない「ぎっくり腰」の状態で来院。
治療内容と経過
●初回
数日前に重い物を持った後から腰痛を多少感じていた。その後、仕事の関係でお酒をかなり飲んでいた様子。
いつも腰痛が出ると、しばらく安静にしていれば良くなるが、今回は全く良くならなかった。
痛みは骨盤と腰の境目(腰仙部)の奥で、左右に倒すとどちらもやや右腰に痛みを感じる。何もしなくても痛い状態。
横向きは何とか大丈夫との事だったので、まず横向きになっていただき、骨盤や腰部を引っ張っている脚の内側の緊張をゆるめていった。
右内ももの膝近くに圧痛、更にふくらはぎ内側には強い圧痛があり、ここをゆるめることで腰まわりがかなり楽になってきた。一度起き上がると、ここまでで半分くらい腰痛が解消していた。
あお向けが大丈夫になり、一番気になっていたお腹に触れると、今日感じていた右腰の痛みが再現。右の腰痛は肝臓からの負担も関係している。お腹の緊張をゆるめることで残り3割程度の痛みまで楽になることができた。
大量の飲酒による肝臓の負担が腰痛と関わっている事、お腹の負担を考えて消化のいい粗食を数日続けるようすすめ終了。
翌日再発していないかチェックするつもりだったが、仕事の都合で1週間後に予約。
●2回目(7日後)
初回から2日後には、ぎっくり腰のような痛みはほぼなくなっていた。ただし自分でふくらはぎを触ると圧痛があったり、ズボンや靴下をはく動作に不安があるとの事。
前かがみの可動域が少なく、やや右腰に不安があったため、横向きになってもらい、右骨盤の仙腸関節を調整。前かがみの可動域はかなり改善。
あお向けでお腹をチェック。痛みはないが左側が硬くなっているため、左の内ももをゆるめてから、直接お腹の緊張を調整。
ほぼ腰痛が気にならなくなり、2週間後の来院をすすめたが、今回も仕事の都合で3週間後の予約となる。
●3回目(3週間後)
ここ1~2週間前から右腰の調子が悪いとの事。ぎっくり腰のような痛みではないが、横にたおすと右腰に痛みがある。
初回と同じように横向きで、内ももとふくらはぎの内側をゆるめ、更に骨盤を調整。ふくらはぎがまたかなり硬くなっていた。
仕事では座りっぱなしで下半身を使っていない。それに加えて頭の疲れがあり、全身の血の巡りが悪くなっていた。
今回は、頭頂部のツボを刺激してふくらはぎの血行不良が改善し、フニャフニャになることを体感していただいた。足腰が軽くなる。テニスボールで行うふくらはぎのセルフケアを伝えて終了。
●4回目(1か月後)
腰の調子はよく、最近ふくらはぎが攣らなくなった様子。
セルフケアを続けている事も効果あり。
急な腰痛が出ないよう、月に1回のメンテナンス施術。
同時に治療した症状
膝痛、腹部のはり
施術部位
内もも、ふくらはぎ、骨盤、腹部、頭頂部
施術者から一言
ぎっくり腰で来院されたが、ほとんど腰を触ることがなかった。直接腰痛を出していたのは、右の腹部で肝臓の負担によるものと考えられる。更に日常的にふくらはぎが硬く攣りやすい状態で、下半身の血の巡りが悪くなっていた。
ふくらはぎとお腹が硬くならないよう、日常気をつけることが大切である。お酒を飲んでも大丈夫な体づくりもサポートしていく。
当院へのアクセス
いぶきカイロプラクティック
〒350-1126
埼玉県川越市旭町1-1-18 フローラル・幸 2階
川越駅西口徒歩7分・ウニクス川越の真向い
駐車場なしウニクス川越をご利用下さい
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